コンサルティング
コンサルティング・ワークは、当然のことながら、お客様によってすべて内容が異なります。弊社は、研修担当の場合でも、そのカリキュラムをどう個別のお客様のOJTに結びつけるかに注力していますが、コンサルティングの場合は、その手続き、ファンクション、行動が、より長期になり、より多層化します。
ご参考までに、以下に実際の例をフローでご紹介します。
■ コンサルティング・ワークの一例
<クライアント(お客様)の概要>
食品メーカーとして創業したが、のちに物販を手がけ、現在は宿泊施設ならびにレストラン事業を展開している。従業員数は約120名。地域起こしの一環で開発した商品がヒット作となり、集客力が高まってきているが、同時に接客の質や、スタッフの指導力、サービス全般に関する教育システムの整備が喫緊の課題となっている。
Step 1
クライアント(お客様)からのコンサルティング依頼
Step 2
ヒアリング: テーマ「(例)サービス体制の見直しと、人的かつ組織的な対応力の向上」、およびコンサルティング活動の全体像(期間・対象範囲・フィードバック方法・効果測定・予算など)
Step 3
現場マネジャーからのヒアリング(問題と問題点の洗い出し)
Step 4
ミステリーショッパー(覆面視察)の実施と、顧客視点による問題・問題点・課題の発見
Step 5
経営トップおよび上位マネジャーへの報告会
今後の展開についてあらためて合意形成を図る
現場視察とフィードバック
Step 6
研修への展開
サービス・リーダー研修、およびスタッフのための接遇力強化研修(対人・電話応対)
節目ごとのフィードバック
Step 7
設定期間の終了と成果の評価
経営トップへの報告と今後の課題の確認
Step 8
仕組みづくり(個別解)への展開
以上